今のルールではOK騎乗のオークス回顧

今年のオークスは、予想通りというか人気通りにシンハライトが勝利しました。ゴール板を駆け抜ける感じを映像で見る限り、着差以上の強さを感じさせてくれるものでした。ただし、勝利ジョッキーとなった池添騎手は4日間の騎乗停止処分を受けました。過去のトールポピーの時と同様、勝利にケチがついた結末となりました。ただし今回はトールポピーの時のようにたくさんの馬に迷惑をかけていないという点。無我夢中で追いまくって斜行しまくって、ドミノ倒し並みにやらかした進路妨害だったのが前回。直線で我慢に我慢を重ね、覚悟を決めて選んだのが進路が今回だったと思います。トールポピーが降着になっていないのがホント謎なのですが、その頃のルールなら、今回だって降着もあったかも知れません。しかしJRAの今のルールならOK騎乗です。むしろ危険回避で遠慮に遠慮を重ねて、脚を余らせて負けるほうが騎乗停止以上の恐怖がジョッキーの中にあったのかもしれません。危険騎乗が原因の落馬事故なんてホント見たくないけど、僕たち馬券を買っているファンもそういったジョッキー心理もあるかもしれないということを受け入れなければいけないのかもしれません。危険だ、危険だと批判ばかりしていても何も生まれてきません。危険を上手に犯す騎乗技術が磨かれていけば、海外での日本人ジョッキーの騎乗機会も増えてくるかもしれませんからね。