今のルールではOK騎乗のオークス回顧

今年のオークスは、予想通りというか人気通りにシンハライトが勝利しました。ゴール板を駆け抜ける感じを映像で見る限り、着差以上の強さを感じさせてくれるものでした。ただし、勝利ジョッキーとなった池添騎手は4日間の騎乗停止処分を受けました。過去のトールポピーの時と同様、勝利にケチがついた結末となりました。ただし今回はトールポピーの時のようにたくさんの馬に迷惑をかけていないという点。無我夢中で追いまくって斜行しまくって、ドミノ倒し並みにやらかした進路妨害だったのが前回。直線で我慢に我慢を重ね、覚悟を決めて選んだのが進路が今回だったと思います。トールポピーが降着になっていないのがホント謎なのですが、その頃のルールなら、今回だって降着もあったかも知れません。しかしJRAの今のルールならOK騎乗です。むしろ危険回避で遠慮に遠慮を重ねて、脚を余らせて負けるほうが騎乗停止以上の恐怖がジョッキーの中にあったのかもしれません。危険騎乗が原因の落馬事故なんてホント見たくないけど、僕たち馬券を買っているファンもそういったジョッキー心理もあるかもしれないということを受け入れなければいけないのかもしれません。危険だ、危険だと批判ばかりしていても何も生まれてきません。危険を上手に犯す騎乗技術が磨かれていけば、海外での日本人ジョッキーの騎乗機会も増えてくるかもしれませんからね。

投稿日:

池添ジョッキーのオークスで想うコト

桜花賞馬のジュエラー、メジャーエンブレムと強い2頭が出走しない今年のオークス。1番人気は桜花賞で僅差の2着だったシンハライトで間違いないでしょう。個人的にも勝つのはこの馬ではないと思っています。なぜならシンハライトは運も持っていると思うから。デビューから2戦目の紅梅ステークスは、シンハライトがクラシック路線に乗れるかどうか、賞金加算のためには負けられないレースでした。ただし1月のレースなので馬に余力を持たせた状態で勝たなければいけないレース。そのレースをハナ差で拾うコトが出来たため、その後のローテーションにも余裕が生まれ、チューリップ賞からのクラシックシックロードを歩むことが出来ました。そのチューリップ賞ではハナ差で勝って、桜花賞ではハナ差で負けるという、ハナ差のクラシックロードを驀進中。今回のオークスは鞍上も期するところがあるでしょう。鞍上の池添ジョッキーでオークスといえば、トールポピーの勝ったレースを思い出します。トールポピーは勝つには勝ったのですが、直線斜めに走ってしまいほかの馬の進路を妨害していました。当時のルールなら降着になってもおかしくないくらいの妨害っぷりでしたが、判定はセーフ。勝利ジョッキーインタビューでは、真っ青な顔した笑顔のない池添ジョッキーの受け答えっぷりがとても印象に残っています。あのトールポピーのオークスから8年。今年は主役として堂々とシンハライトをオークス馬に導いてほしいですね。直線ではしっかりとまっすぐ走らせるんだぞ!頼んだぞ!

投稿日:

5月の競馬開催

5月の競馬開催がとりわけ好きです。その理由は競馬場が最も美しく見える季節だからです。いつもピカピカに磨かれている競走馬も空気の澄んだこの季節は余計に美しく見えるものです。天気だって晴れの日が多いし、芝のレースにはホント華があります。ただ、いつも思うのは芝の状態が良すぎて時計が早くなりすぎるコト。タイムが速くなることと、競走馬の脚元への負担の因果関係ははっきりと証明さてていないんだけど、あまりにも速いタイムで駆け抜けられるとあとのことが心配になってしまいます。実際に速いタイムで激走したG1ホースがその後、脚元を悪くしたりすることもあるしね。そういった馬がいるからこそ余計に因果関係がはっきりしていないタイムの出る芝生への批判があるのだと思うんだけど。競馬界全体で世界に追いつけ追い越せを標榜するのなら、生産界もJRAも含めたすべてが同じ方向を向いて取り組むべきだと思います。その中の一つに、芝の状態はどうあるべきか。今のままでいいのか。スタミナを要求される芝生にしていった方がいいのか。そういった議論が成されるべきです。しかし現状はみんなが別々の方向を向いているような気がします。JRAは売り上げを何とかしなければというのがいちばんの優先順位に見えて、その政策の一環として競馬のスピード感を売っているような気がします。でも現場ではそれを望んでいないコメントもちらほらと散見するので、今後の改革の目玉として芝のあり方を感がてもらいたいと思います。5月の美しいターフを見ながらそんなことを考えてみました。

極うまプレミアム

投稿日: